宮崎市　放課後等デイサービス＆児童発達支援　「しんがくどう」

キネティックサンドというものがあります。
直訳すると、
それぞれ、
　キネティックkinetic
　　→動的な、活動的な、運動（学上）の
　サンドsand
　　→砂（、砂地、砂原、砂浜、砂丘、砂漠、砂州、
　　　（砂時計の）砂粒、時刻、寿命、
　　　砂色、赤みがかった黄色、勇気、気概）
で、つまり［動的な砂］といったところになるでしょうか。
簡潔に言うと、
室内遊び用の砂、なのですが、
一見するとサラサラとした砂粒なのですが、
少し粘土のような感触もあり、
粘土のようにまとめて形を作ることもでるなど、
何とも不思議な感触です。
塊にしたものを切ったり、
型を抜いたりすることも可能です。
触っても手指にくっつくことはありません。

最近、このキネティックサンドが
しんがくどうに入りました。

使ってみた子ども達には、
早速大人気。
みんな使いたくて
順番待ちの列ができるほどです。

さて、恒例の目的です。
キネティックサンドを使ってできる遊びの目的は、
　・手指の様々な動き・操作の経験
　　　把持能力・つまみ能力、操作性・巧緻性等の向上
　・両手動作（左右の協調）
　・触覚刺激に対する過敏性の軽減・改善
　　（触覚刺激に対する受け入れの向上・拡がり）
　・触覚刺激を楽しむ
　・固有受容覚刺激を楽しむ
　・視覚‐運動の協調
　・力のコントロールの獲得・向上
　・想像力・創造力の向上
　　　…
等といったところでしょうか。

触って、握って、その感触を楽しむ子。
おだんごや餅、おにぎりなどの具象物を作って楽しむ子。
握って形にしたものの破壊（壊すこと）を楽しむ子。
　…
楽しみ方はそれぞれですが、
みんな楽しんで使っています(⌒-⌒)



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（文責：作業療法士 西俣）